会議・面談・取材で録音同意が必要になる場面、トラブルを避ける同意の取り方、議事録共有の注意点を整理。

クラウド保存が不安な人へ|AI議事録の安全性を見抜くチェックポイント
クラウド型AI議事録の不安(漏えい・権限・保存・外部共有)を分解し、導入前に確認すべき項目と運用ルールを提示。

AI議事録ツールの多くはクラウド型です。録音・文字起こし・要約・検索・共有が一気に便利になりますが、同時に「外に置くのが怖い」という不安も自然に出ます。
| 不安の種類 | 具体的に怖いこと | 本質 |
|---|---|---|
| 漏えい | 外部に見られる/流出する | アクセス制御と共有の設計 |
| 保存 | いつまで残る?消える? | 保持ポリシーと削除運用 |
| 委託 | ベンダー側が見られる? | 権限・運用・契約の明確化 |
| 事故対応 | 問題が起きた時に追える? | 監査ログとエスカレーション |
ポイント:「クラウド=危険」ではありません。危険なのは、共有が緩い/保持が無期限/監査がない状態です。
実務の事故の多くは、クラウドそのものより共有リンクや権限の雑さから起きます。だから、最初に見るべきはここです。
| チェック項目 | 確認ポイント | 最低ライン |
|---|---|---|
| 権限管理 | 管理者/編集/閲覧/ゲストが分かれるか | ロールがある |
| 共有リンク | 期限・パスコード・閲覧のみ・DL不可・無効化 | 期限+無効化 |
| 監査ログ | 誰が閲覧・共有・編集したか追えるか | 閲覧/共有が追える |
| 保持ポリシー | 音声/文字起こし/要約の保存期間を設定できるか | 自動削除がある |
| 外部共有 | ゲスト権限・範囲制御・期限・ログ | 期限あり閲覧のみ |
| アカウント管理 | 退職・異動時の無効化(SSO/一元管理) | 当日無効化が運用可能 |
見抜き方:機能一覧ではなく、外部商談の議事録を1本作って「共有→無効化→削除」まで回せるかで判断すると一発です。
不安が強い組織ほど、運用を“型”にしてしまうのが最短です。
| 項目 | おすすめルール | 狙い |
|---|---|---|
| 会議種別 | 全社/部門/PJ/外部/機密の5分類 | 迷いをゼロにする |
| 共有 | 社外は「期限あり+閲覧のみ+DL不可」が基本 | リンク事故を潰す |
| 保持 | 音声は短期、要約は必要範囲で保持 | 漏えい面積を減らす |
| 編集 | 要約は誤字補正中心、重要箇所は根拠リンクで参照 | 改変リスク低減 |
| 退職・異動 | 当日中に権限剥奪(オフボード) | 閲覧継続事故を防ぐ |
運用のコツ:クラウドを安全にする最短は「人に注意」ではなく、設定で事故が起きない状態を作ることです。
いきなり全会議をクラウドに載せる必要はありません。最初は低リスクから始めると導入が進みます。
クラウドの安全性は、機能の有無だけでなく「共有リンク」「権限」「保持」「監査」で差が出ます。比較はランキング記事にまとめています。