会議・面談・取材で録音同意が必要になる場面、トラブルを避ける同意の取り方、議事録共有の注意点を整理。

社外秘運用ルール|AI議事録で“漏えいしない”共有・保存・権限の決め方
社外秘の議事録をAIで扱うときの基本ルール(分類・共有範囲・リンク・保存期間・削除・監査)をテンプレ付きで解説。

AI議事録ツールは、録音→文字起こし→要約→共有までを一気通貫で高速化します。その分、社外秘の情報が“増えやすく・広がりやすい”のが最大の特徴です。
要点:事故は「録音」より共有と保持で起きます。ここをルール化すると、安心して使い倒せます。
運用が崩れる原因は「社外秘の定義が曖昧」なことです。まずは3段階で十分です。
| 分類 | 例 | 共有範囲 | おすすめの扱い |
|---|---|---|---|
| 社外秘(通常) | 価格方針、提案内容、社内運用 | プロジェクト/部門内 | 要約は残す、音声は短期 |
| 厳秘(高機密) | 契約交渉、人事、障害・事故対応 | 最小限メンバー | 共有リンク原則NG、保持短期 |
| 極秘(特別) | M&A、訴訟、重大インシデント | 指名者のみ | 原則録音しない/残さない |
| 項目 | 社外秘(通常) | 厳秘(高機密) | 極秘(特別) |
|---|---|---|---|
| 録音 | 可(必要最小) | 原則可(例外は不可) | 原則不可 |
| 音声保持 | 7〜30日 | 7日以内 | 保存しない |
| 文字起こし保持 | 30〜180日 | 30日以内 | 保存しない/要約のみ |
| 要約保持 | 180日〜1年 | 90日以内 | 必要最小限のみ |
| 共有リンク | 期限あり(7〜14日) | 原則NG(必要時のみ) | 禁止 |
| 閲覧権限 | プロジェクト固定 | 指名者のみ | 指名者のみ+管理者監督 |
| DL/エクスポート | 原則不可(必要時のみ) | 禁止 | 禁止 |
ポイント:音声はリスク最大なので短期。要約は共有価値最大なので必要な範囲で残す。これが最もバランスが良いです。
社外秘で一番事故が多いのは共有リンクです。便利さに負けると破綻します。
社外秘の運用は、データを“残し方”で勝負が決まります。おすすめは次の考え方です。
| 残す優先度 | データ | 理由 | 運用 |
|---|---|---|---|
| 低(短期) | 音声 | 最も漏えいダメージが大きい | 短期保存→自動削除 |
| 中 | 全文文字起こし | 検索価値はあるが広がりやすい | 必要期間のみ保持 |
| 高(必要なら長期) | 要約・決定事項・宿題 | 共有価値が高く、読みやすい | 権限付きで保持 |
現場で効く運用:会議後に「要約(結論・決定・宿題)」を確定し、音声は期限で消えるようにする。これでリスクが激減します。
社外秘ほど「言った/言ってない」が問題になります。編集を許可する場合は、次のルールが安全です。
社外秘の事故は、退職者・外注・異動後のアクセスで起きやすいです。ルールはシンプルにします。
運用コツ:「人で管理」だと漏れます。可能ならSSOや一元ID管理で、権限剥奪を仕組み化すると強いです。
社外秘の運用は、ツール側の権限管理・共有リンク制御・保持ポリシー・監査ログで差が出ます。比較はランキング記事に集約しています。