要約テンプレの作り方|決定事項・ToDoが一発で出る型【2026年版】
AI議事録ツールで「要約が微妙」「ToDoが出ない」と感じるとき、まず疑うべきはツールではありません。原因は、要約に型を渡していないことです。
AIは“何を求められているか”が曖昧だと、きれいな文章にはしても、実務の形(決定事項・ToDo)に落ちません。ここでは、誰でも再現できるテンプレと運用をセットで作ります。
まず結論:要約テンプレは「決定事項」「ToDo」「保留」で8割勝てる
議事録が読まれない最大の理由は、読む側が「結局、何が決まって、誰が何をするの?」を探さないといけないことです。
だから、要約テンプレはこれで十分です。
最小テンプレ(この3つで実務になる)
- 決定事項:結論(何が決まったか)
- ToDo:担当/内容/期限
- 保留:次回検討・条件待ち
テンプレの作り方①:会議の種類で“要約の出口”を決める
会議の目的によって、要約の最適な出口が変わります。ここを最初に決めると、要約がブレなくなります。
会議タイプ |
要約の最優先 |
テンプレの追加項目 |
定例・社内会議 |
ToDoの確定 |
進捗、次回アジェンダ |
営業面談 |
顧客課題と次アクション |
要望、懸念、決裁フロー |
取材・インタビュー |
引用可能な要点 |
トピック別要点、タイムスタンプ |
プロジェクト会議 |
論点整理と意思決定 |
判断理由、前提条件、リスク |
コツ:テンプレは“万能”にしない。用途別に2〜3パターン作る方が定着します。
テンプレの作り方②:実務で使える「要約の型」を用意する
ここからコピペで使える形に落とします。まずは汎用版です。
汎用テンプレ(社内会議・プロジェクト向け)
要約(テンプレ)
- 決定事項:(箇条書きで)
- ToDo:(担当/内容/期限)
- 保留:(次回検討、条件待ち)
- 論点:(必要なら)
営業面談テンプレ(成果が出る形)
営業面談 要約(テンプレ)
- 顧客の現状:(何に困っているか)
- 要望:(欲しい状態)
- 懸念:(不安・条件)
- 次アクション:(担当/期限)
取材テンプレ(原稿化しやすい形)
取材 要約(テンプレ)
- テーマ別要点:(見出しごと)
- 印象的な発言:(引用候補)
- 数字・固有名詞:(確認が必要なもの)
- タイムスタンプ:(必要箇所)
テンプレの作り方③:会議の最後の「1分」でToDoを確定させる
ToDoがズレる原因は、会議中に「主語」と「期限」が確定していないことです。だから、最後に1分だけ確定させます。
- ToDo候補を読み上げる(AIが抽出したものでもOK)
- 担当者を確定する(○○さんでいいですか?)
- 期限を確定する(いつまでに?)
断言:この1分があるだけで、AIのタスク抽出精度が跳ねます。会議側が曖昧だと、AIは当てられません。
共有されて読まれる形にする(Slack/Notionで事故らない)
テンプレがあっても、共有が悪いと読まれません。読まれる形はシンプルです。
Slackで読まれる形(最短)
- 投稿の先頭に決定事項とToDoだけ置く
- 全文は下に畳む(リンクでNotion/Driveへ)
- ToDoは担当者メンションで確実に届ける
Notionで資産化する形(検索が効く)
- 会議DBを作る(日時/会議名/タグ)
- テンプレを固定(見出しが毎回同じ)
- ToDoは別DBに切り出す(可能なら)
断言:議事録は「置き場所」と「先頭の3行」で読まれるか決まります。全文を読ませようとした瞬間に負けます。
無料トライアルでのチェック(要約テンプレはここだけ見ればOK)
- テンプレを渡したとき、決定事項・ToDoが先頭に出るか
- ToDoが「担当/内容/期限」に近い形になるか
- 保留がToDoに混ざらないか(検討事項が増殖しないか)
- 共有先(Slack/Notion)に貼ったとき読まれるか
まとめ:テンプレは“型”で勝つ。要約の質は運用で上がる
- 要約テンプレは「決定事項/ToDo/保留」で8割勝てる
- 会議タイプ別にテンプレを2〜3個に分けると定着する
- 会議の最後の1分で担当と期限を確定すると、抽出精度が上がる
- Slackは先頭3行、NotionはDB化で資産化する