比較⑥:自動タスク抽出あり vs なし|会議後のスピード差が出る【2026年版】
AI議事録ツールで「結局、議事録が増えるだけ」で終わる人は多いです。原因はシンプルで、議事録がToDoに変換されていないからです。
そこで出てくるのがこの比較。自動タスク抽出ありのツールを選ぶべきか、それともなしでも運用で回せるのか。ここでは、会議後のスピード差が出る条件だけを整理します。
結論:会議が多いほど「あり」が効く。少ないなら「なし」でも勝てる
最初に結論です。タスク抽出機能は、会議量に比例して価値が上がります。
| 会議の状況 |
最適解 |
理由(現場の速度) |
| 会議が多い/タスクが多い |
自動タスク抽出あり |
手作業の拾い漏れを減らし、会議後が速くなる |
| 会議が少ない/タスクが少ない |
なしでもOK |
要約テンプレで十分。機能より運用が勝つ |
| 会議は多いが運用が未整備 |
あり+運用設計 |
機能だけだとタスクがズレて荒れる |
断言:タスク抽出は“便利機能”ではなく、会議を「実行」に変える仕組みです。
タスク抽出「あり」のメリット:会議後の手戻りを減らせる
自動タスク抽出が刺さるのは、次の「手戻り」が消えるからです。
- 議事録を読んで、タスクを探す
- 担当者に確認して、割り当て直す
- 期限が曖昧で、次回また同じ話をする
「あり」が強い現場の特徴
- 会議後のToDoが毎回10個以上出る
- 参加者が多く、担当が曖昧になりやすい
- 複数会議が並行し、タスクが埋もれやすい
結論:会議量が多いほど、抽出の自動化で時間が浮きます。人間が拾う前提だと、必ず漏れます。
タスク抽出「あり」の落とし穴:タスクがズレると逆に遅くなる
自動タスク抽出は万能ではありません。ズレると現場は一気に疲れます。
ズレが起きる典型
- 主語が曖昧:「誰がやるか」が会話上決まっていない
- 期限が出ていない:会議で「いつまで」が語られていない
- 検討事項がタスク化される:「考える」が大量発生する
- 決定前がタスク化される:まだ合意していない話がToDoになる
断言:タスク抽出がズレる原因の多くは、ツールではなく会議側の曖昧さです。会議の話し方を少し変えるだけで精度が上がります。
「なし」でも回せる条件:要約テンプレでToDo化ができる
タスク抽出がなくても、会議が回るチームはあります。共通点は、議事録をテンプレで運用していることです。
タスク抽出なしでも回るテンプレ(最低限)
| 項目 |
書く内容 |
| 決定事項 |
何を決めたか(結論) |
| ToDo |
誰が/何を/いつまでに |
| 保留 |
次回検討、条件が揃ったら決める |
結論:タスク抽出なしでも、要約がこの形で出せるなら十分回ります。逆に、この形にならないなら「あり」が必要になります。
会議後のスピード差を作る「運用の型」
タスク抽出の有無より、最終的には運用の型で差が出ます。ここを揃えると、どのツールでも会議後が速くなります。
- 会議の最後に「ToDo読み上げ」を1分入れる(主語と期限が確定する)
- 議事録の共有先を固定(Slack/Notion/Googleなど)
- ToDoは本文に埋めず、上にまとめる(読まれる)
- 保留とToDoを分ける(“考える”が増えない)
裏技:タスク抽出が弱いツールでも、会議の最後に「担当・期限」を口に出すだけで、抽出精度が一気に上がります。
無料トライアルで確認すべきチェック(ここだけ見ればOK)
タスク抽出ありの場合
- ToDoが「誰が/何を/いつまで」に近い形で出るか
- 検討事項がタスク化されすぎないか
- 要約の先頭にToDoが出て、共有後に読まれるか
- Slack/Notion/Googleに流しやすいか(コピペ地獄にならないか)
タスク抽出なしの場合
- 要約がテンプレ形(決定事項/ToDo/保留)に落ちるか
- ToDoを拾い漏れずに運用できる会議量か
- 共有導線が固定できるか